日本不整脈心電学会近畿支部の会員の皆様におかれましては、日々の診療・研究にお忙しいことと存じます。
去る2023年1月に第3回日本不整脈心電学会近畿支部地方会の会長をお務めになる予定でした大阪府済生会泉尾病院の松井由美恵先生が逝去されました。近畿支部役員一同、追悼の意を表するとともに、松井先生の不整脈診療への功績に感謝を込めて、引き続き第3回近畿支部地方会の会長として名前をお借りし、役員全員で会の運営にあたることになりました。皆様のご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
さて、日本不整脈心電学会では各地域における不整脈診療の底上げを目的として、各支部で地方会を開催することとなりましたが、松井先生は若い先生方への教育にも熱意をもって取り組んでおられました。そうした松井先生の意を汲み、本地方会では一般演題のほかに教育的な内容のセッションをいくつか用意させていただく予定でおります。医師のみならず、臨床工学技士・看護師・臨床検査技師・診療放射線技師などのメディカルスタッフ、学生の皆様にも興味を持っていただける内容にいたします。不整脈診療の未来にチーム医療の発展は欠かせません。これまで学術大会に足をお運びになられなかった先生方におかれましても、積極的に参加ください。
なお、本地方会では、松井先生を偲ぶためのセッションも行う予定でおります。松井先生ゆかりの先生方にもご登壇いただき、その人となりにも改めて触れるとともに、不整脈診療に一生懸命であった松井先生を偲ぶ予定です。
11月3日(金)は文化の日で、3連休の初日になります。多くの方に演題を登録いただき、発表・議論で盛り上がり、会そのものを楽しんでいただくとともに、明日の不整脈診療の一助になれば幸甚です。
多くの皆様の御参加を心待ちにしております。
令和5年3月吉日
日本不整脈心電学会近畿支部
役員一同